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火弟巳生が書いた版権二次創作小説の置き場
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君が嬉しそうに微笑む。
指先に、毎日のように増えてゆくのは小さな絆創膏。
心配すらさせてくれないことが、少し悔しくて…
けれど…
悪戯っぽく微笑みながら、人差し指を立てて君は言う。
まだ秘密…だと。
だから――
君の「秘密」に気付いていても…
僕は、それに気付かないフリをしていよう。
負けず嫌いで頑張り屋な君
その日が来れば、君は秘密を明かしてくれる。
少し照れくさそうに微笑みながら。
「お誕生日おめでとう。弁慶さん。」
愛しい君の声が、そう告げるのを待っていよう。